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このごろの発見。ライムティー。ジュース屋の親父はケララの飲物だと言ったが、ライムティーは抜群に美味しい。ライムはもちろんフレッシュで贅沢にふんだんに入れてくれるのでビタミンCたっぷりだ。

ライムジュースも安くてうまい。

 

ジーラライスと言うのがうまかった。何かの種が入っている。凄くおいしい。

 

もうひとつのこのごろの発見。バナナフライ。これがまたうまい。よく熟したバナナを小麦粉?と卵でといたものであげるだけなんだけど、バナナが美味しいのでおいしさが違う。ゴア州のバナナもうまかったが、ここではなんだかバナナのサイズが大きくなり、ちょっと熟し過ぎかなってのを食べるとうまいようだ。特にバナナフライに使うバナナは、そこがポイントだと思う。かりっと揚げた衣とトロッとしたバナナの対比が口の中でなんともいえないのであった。朝、揚げておいて、それを冷えても売ってるが、私は揚げたてを頂くほうのファンである。

 

朝は、ジャイナテンプルに行ってきた。ジャイナ教の寺院にいくと私はなぜだか落ち着くのは何なんだろうか?ここはSULTHAN BTHERY JAIN TEMPLEという。13世紀に作られたものと言われている。いわゆるシンプルなつくりなんだけど嫌に安らぐ。ジャイナとマヤの関係って密接だなと思う。これはなんとなく思うだけで調べたわけではない。マヤのアートと、ジャイナの石像などがどことなく似ている。そして仏教ほどシンプルではない。そこらへんが自分の内部の文化と一致しているのかもしれない。

 

午後は、近くのマサラ屋でカリフラワーが入った玉葱いっぱいのマサラを食べた。この土地は本当に野菜がうまい。こんなにうまかったら何も肉を食べる理由はなくなると私は思う。

 

サファリにいくためにバスに乗る。そしてバスで帰ってきた。こういう公共の交通機関に乗るほうが、サファリジープ借りきりでいくより、ずっと楽しい。ジープ走らせて、動物見に行くのなんて子供だましだし、サルも象もインドの都市だって見られるじゃないか。。鹿だってアメリカで普通に居るしさ。。大体、騒がしくジープで大金払って彼ら動物のテリトリーにお邪魔したって、のこのこ出てくる動物なんていうほうが馬鹿である。まあ、そういう動物がいるからこれが商売になるんだけど。。。そして、動物を見に行く人間もアホである。

 

のこのこ象さんの写真を撮らしてもらった。子供は生まれたばかり。7日ぐらい前と言われる。子供を守りながら出てきた像の軍団は子供を守るように動いていたのが印象的だった。子供を守ろうとしない日本政府を思って、象の爪の垢でも飲んでほしいと思った。

 

私はケチって、他のインド家族とジープ代をシェアーした。それで一番安く上がって2人で850ルーピー。一人425ルーピー。それだったら同じ20キロ走るバスのほうがずっと楽しい。一人12ルーピー。1ユーロ=70ルーピー。

 

ここの気候は日陰に入れば、とても気持ちよく、身体が楽である。ローカルの人々が大変愛らしい。奥ゆかしくもある。だからこの変な自分の興味と外れた場所楽しめている。お腹の調子はいつも良くなったりぐずづついたり安定しないが、お肌はつるつる、髪はさらさらになっている。タンドリチキンになった肌ぼろぼろの一回目のインド旅行とはちょっと違う。

これが泊まっているホテルとネット屋とスーパーと商店が入ってるビル。

インドらしい、穴ぼこだらけの歩道。しかしながらこの町はインドの中でかなりましな歩道。

野生保護地区は危ないから歩いてはいけない。ジープから乗り出したミッシェルは厳重な注意を受けたが、それでも貼りついて写真を撮っていた。

私は社明日家族のお母さんと象なんかをとって遊んでいた。払ったお金を見た動物で割ると、120ルピー。いい夕食が食べられる値段。

象さんたちは生まれたばかりの子供をかばうように3角形になりながら移動してきた。象さんも子供は守る。当たり前だ。日本政府が子供を守らないのは許せない。そういう動物の掟が摩滅してしまった現代社会から私達は脱っしようじゃないか。

町の夕日。。。