Le 30 janvier 2013

Hello there !

Ce fut une première pour moi : arrivé à Bombay pendant le jour cette fois -parce que d'hab, c'était toujours la nuit- et j'ai pu apprécier l'approche de l'aéroport en pleine zone de slums entre les collines par le nord. Si bien entre les collines d'ailleurs qu'à un certain point on est en dessous du niveau des slums sur la colline et que des ramées de fourmis humaines font bonjour à l'avion du dessus, oui, DU DESSUS, et on se croirait en train.. Enfin, on voit surtout les myriades qui fourmillent entre les baraques, en plein soleil, dans la poussière, et dans un bain ocre de pollution ; autrement dit, une fenêtre sur l'état de l'humain sur terre bien plus proche de la vérité que lorsqu'on survole les plaines verdoyantes de l'île de France en descendant vers Roissy !

1/30

29日、昨日インドについてしまった。私はムンバイにいる。旅をするときに意外とネガことを考える。飛行機に乗ればおのずと死亡の確率は高いと思ってるのかもしれない。だから着いてしまうと、へー意外にも死ぬことも無く簡単についてしまったんだなとひそかに喜ぶのだ。

 

着いたのは、午後3時ごろで、ドバイの空港でトランジットした後なので、すべてが最新のオイルマネーで超近代ピカピカのドバイの空港と見比べると、ムンバイの空港が新しくなったとはいえ、非常に古めかしく、50年代の日本の駅のような感じがする。タクシーはプリペイドになって、ボッタクリとか、騙されたとか、周りに何十人に乗れ乗れとまとわれつかれたとか、そういう南の貧しい国の体験から遠ざかって便利だが、反対にインドらしさがなくなってさみしいとも言える。ムンバイは、トクトクのムンバイ市内乗り入れを禁止したので、トクトクは、空港から少し出たところに待機して、市外に住む人たちを捕まえようと待ち構えている。タクシーもトクトクも黄色と黒の塗装で、これはムンバイらしい。。約10ユーロほどで、市内まで乗せていってくれる。走行時間に換算すると、ムンバイがほかのインドの都市と比べると目玉が飛び出るほど高いと言っても、パリのタクシーの値段の3分の一ぐらいだ。タクシーはクーラーなしに乗る。だって必要以上にクーラー効かせるので寒くてしょうがないのだ。市内は交通渋滞で、車の中はどんどん蒸し暑くなる。近年はスモッグがひどく、窓が開けられないので、車内は蒸し風呂となる。こうして暑いなあとおもう。。そのときにやっとインドにやってきたのだと実感するのだから面白いものだ。

 

ホテルはパリから一夜だけ予約しておいた。そういうネット予約なんて気の利いたことができるホテルの中では一番安いホテル。ムンバイの物価の上昇は恐ろしいものがあって、何年か前に、500ルピーで泊れたような安宿が、なんと1600ルピーだった。その安宿には、インターネットもない。なんだかみすぼらしくて汚くて、それまでのインド旅行で最低ホテルに値するところが、いやに高いと言うムンバイのホテル事情だったので、今回はもっと納得がいくようなホテルをネットで予約したのであった。行く都市も泊まる場所もと寅さんの旅のようにまったく決めないのがポリシーなのだが、さすがの麗子さんもこの前のムンバイ経験で懲りて、宿を予約した。この宿はコラバ地区にはない。コラバ地区は汚くて高いと言うことを身にしみた私は、今回、ヴィクトリアステーションの傍にしてみた。旅の歩き方によると、そのあたりのホテルはぼったくりだと書いてあるが、それは一昔前の話のような気がする。今は、コラバ地区がぼったくりであるし、去年は、それでもその地区に泊る外国人ばかりだったが、今年は、何か人気が落ちたようで、コラバ地区を徘徊する外人の姿が少なくなったようだ。そのころは外人がいるから、かっこいい地区になったような青山六本木の初期のように、ティ-シャツにサンダル姿の外人にリッチでおしゃれなインド人が混ざった地区だったが、今年はリッチなインド人だけの溜り場になっているような気がした。

 

さて、この宿はなんとwifiがある。だから自分の部屋からもネットにアクセスできると言うインドとしては在りえないことが起こっている。別に綺麗な装飾ではないが、清潔でお湯がでて、ネットアクセスがあるなんて、ちょっと贅沢ではないか?旦那は、宿に着くと眠ってしまった。私はその間、ネットしようと思ったが、ネットで仕事どまりで、ネットで遊びまで行くまでに旦那はおきることになった。もちろん旅の仕事ネットの意味は、次の場所探し情報探しネットと本業ネット。うちにいるより情報探しネットが加わる分、時間がかかり、遊びでネットにたどり着かないから、いつも泣く事になる。

 

旦那とちょっと夜の散歩と夕食を食べに外にでた。マサラはうまかったし、タンドーリと言う窯でやくチキンだのはうまい。相変わらず、蚊の攻撃はすさまじく、今回買った秘密兵器、蚊を音で寄せ付けないようにする秘密兵器を散歩にもってくるのを忘れてしまった。この駅からチョイ入った地区はなんだかおっとりとしていていいカルチエだ。インド人らしいインド人がいっぱい。観光業に携わるインド人や観光客目当ての出店やお店はなるべく避ける。これは世界中いえることだと思うのだが、なぜか観光客業している方たちははげたかのような人が多い。パリもそうだろう。パリの真ん中あたりしか観光客は訪れないが、この行動範囲でフランス人を語ると大間違い。ここでも、コレバ地区の禿たかちゃんたちをインド人だと思ったら、凄くかわいそうである。南のインド人はもったりして実に優しい。レストでも、水を注文すると、ちゃんとコップに水滴がついてないか完全に拭いてくれたりする。私たち外人は、水一滴で、お腹壊して死ぬほど苦しむのをしっているからである。

 

沢山食べて幸福感に満ちていたら、旦那がヤフーのルールが変わってセキュリティが高くなりウエッブページからネットにアクセス不可能なことを知ると、狂ったように青くなり、パニクリまくって大騒ぎしてる。それを解決のため私のコンピューターは彼にとられて、私は深い眠りに落ちた。とすると今度は、2時ごろ起き出して、がたがたやっているので、起こされてしまった。今度は携帯の充電器を忘れてきたのでないかと大汗りして探している。実は彼は持ってくるはずだったツッカケを忘れた。そのため、トラウマができちゃって、すべて重要なものは忘れてしまったアルツハイマー患者のごとくなってしまったのではないかとパニくっている。このパニクリは私もするのでよくわかるが、まあ病気みたいなものだから、仕方がないと言える。忘れそうなものを忘れるのは許せるが、ココまでちゃんと用意したのに忘れて、しかもどこに忘れたかと言う記憶もない、、そういった、アルツハイマー症状に自分自身が怯えるのであった。

 

私は眠れなくなったので廊下に出てこれを書いている。実はこんなことを考えたので書きたくなった。

 

人類って、寒いところに住みだしたのがそもそもの間違いだったのではないか。。暑いとこにいくとそう思う。人間の欲ってのは寒いとこでどう生きていくかって知恵をつけてしまった人間に起きた悲劇かもしれないと。。暑かったら、暑いしかないのであって、なんだか欲が育つよりも、とろんとしてしまうんだった。人間は寒いから動物殺して毛皮をはぎ、肉も食い、洋服と言う技術を発達させ、もっと綺麗なのが着たいと思い、自動車にも乗りたいし、クーラー、暖房、どんどん発明。もっと電気作らないとやばいんで原発もやり、そういった限りない欲というのは、寒いところでどう生活していくかの知恵が悪く働いた結果だったのかもしれない。暑いと言うのは人間を素朴のままにしておくのにいいのかもしれないとひそかに考えるインドの朝方であった。

 

じつは、そんなことを書きたかったのであった。